車に保証が付いてくることは、車を持っている方ならご存じでしょう。
しかし、保証の内容や種類について詳しく知っている方は意外と少ないのではないでしょうか?
いざ使おうとしたら、保証期間外・保証対象外だったという場合もあります。
そんな事態を防ぐために車に付く保証の内容や、保証期間中にやっておくべきメンテナンスについて解説します。
車の保証にはどんな種類がある?
まずは車にどのような保証が付くかを確認していきましょう。
メーカー保証と整備保証について解説します。
メーカー保証とは
メーカー保証とは新車購入時に自動で付いてくる保証です。
車の製造上の不具合や初期不良が発見された際、メーカーが無償で修理を行います。
メーカーが設計・生産した部品の品質を保証する意味もあり、保証期間内であれば不具合発生時に修理や交換を受けることが可能です。
この保証は一般保証と特別保証があり、これもまたそれぞれ内容が異なります。
整備保証とは
整備保証は車検や点検の後に整備工場が一定期間保証を付ける制度です。
主に点検・修理した部分に関する保証を適用します。
保証期間は6ヶ月〜1年程度が一般的です。
メーカー保証とは異なり、整備を実施した工場やディーラーによって保証内容が異なります。
保証を受けた際は、必ず内容や範囲を確認しておきましょう。
また、保証の対象内のものでも、消耗品の摩耗や経年劣化は適用されません。
一般保証と特別保証の違いとは?
メーカー保証には一般保証と特別保証の2種類の保証があります。
どちらも車のトラブルに対応するためのものですが、保証範囲などが異なるため、こちらもあわせて覚えておきましょう。
一般保証と特別保証の内容と、その違いについて解説します。
一般保証とは
一般保証は車の装備や電装系の部品に適用される保証です。
具体的には、以下のものが対象となります。
- エアコン
- カーナビ
- パワーウィンドウ
- オーディオシステム
- ランプ類
これらの部品は車の走行性能には直接関わりませんが、日常の運転を快適にする機能です。異常が見られたら、購入店などで相談しましょう。
なお、一般保証の期間は新車登録から3年、または走行距離6万kmまでとなっています。
この範囲を超えると無償修理の対象外となるため、修理を依頼する際は対象範囲を超えていないか確認しましょう。
電子部品は経年劣化や使用頻度の影響を受けやすい部品です。
少しでも不具合を感じたら、早めに点検・修理を依頼しましょう。
また、メーカーによっては一般保証を受けるための条件として、定期点検を受けているかなどを含めている場合があります。
この条件なども満たしているかも忘れずに確認してください。
特別保証とは
特別保証とは、車の基本性能や安全性に関わる重要部品を対象とする保証です。
具体的には、以下の部位・機能を保証します。
- エンジン
- トランスミッション
- ブレーキシステム
- ステアリング機構
- サスペンション
どれも異常が起きると車の走行性能や安全性における重大なトラブルにつながります。
そのため、保証期間も5年または走行距離10万kmまでと、一般保証より長めです。
これらの部品や機能は、故障した際の修理費用が高額になります。
長期的に保証されるのは、部品や機能における特徴も関係しているのです。
この特別保証も、保証を受けるためには適切かつ定期的なメンテナンスを行い、メーカーが定める条件を守る必要があります。
普段からしっかりメンテナンスして、万が一の事態を予防または影響を最小限に抑えられるよう努めましょう。
一般保証と特別保証の違いを理解しておこう
一般保証と特別保証は、保証範囲と期間が異なります。
混同しないよう注意しましょう。
なお、どちらの保証も適切かつ定期的なメンテナンスと正しい使用を保証の条件として定めています。
普段からきちんと車をメンテナンスし、気になる症状があれば早めの点検と修理を心がけてください。
メーカー保証を受けるための条件と注意点
メーカー保証は万が一の故障や不具合に対応してくれる心強い制度です。
しかし、無条件で受けられるわけではありません。
保証を受けるために必要な条件と注意点を確認しましょう。
保証を受けるために必要な条件
メーカー保証を受けるには、複数の条件を満たさなくてはなりません。
- メーカーが定める定期点検
- 車の改造をしない
- 車の不適切使用をしない
メーカーにより点検時期はそれぞれ異なりますが、多くのメーカーが半年に1回または年1回の定期点検を保証条件に設けています。
決められた時期に点検を受けることで、保証の継続だけでなく車のコンディションも良好に保てます。
また、万が一不具合や故障が見つかっても、その場で修理してもらえます。
点検は車を長く、安全に使用するために欠かせないものです。
決められた期間に必ず受けるようにしましょう。
また、車の改造や不適切使用は、保証対象外となります。
具体的には、以下のような行為です。
- メーカー非推奨のカスタマイズ
- 指定外のオイルや部品の使用
これらは性能や安全性の欠如はもちろん、故障の原因になりかねません。
危険行為による故障などは、保証対象外です。
特に純正部品を使わずに交換修理すると、メーカー保証そのものから外れてしまうこともあります。
部品交換が必要な修理は、ディーラーや認定工場で受けるようにしましょう。
保証が適用されないケースとは?
保証対象外となるケースは、整備不良や保証対象外だけではありません。
以下の場合は保証でカバーされないことがほとんどです。
- 大雨や台風による水没が原因の故障
- 落雷による電気系統の故障
- バッテリーやタイヤ・ブレーキパッドなどの消耗品の劣化
- 社外品パーツの取り付け
- 極端なチューニング
基本的に、事故や災害による損傷はメーカー責任ではないため、保証対象外となります。
また、使用するたび自然に摩耗する消耗品も、対象外です。
災害は保険などで備え、消耗品は定期点検時などにまとめて交換してもらうなどの形で対応しましょう。
先ほども解説しましたが、安全性が保証できないパーツの取り付けや改造と、それによる故障はメーカー責任の範囲外です。
特にエンジンや電装系の改造が原因で故障した場合、修理費用が自己負担になる可能性があります。
保証を重視するなら車の改造などは行わないようにしましょう。
保証期間中にやっておくべきメンテナンス
保証を維持するために行わなくてはならないメンテナンスですが、具体的にはどのようなことをすべきなのでしょうか。
次は保証期間中にやるべきメンテナンスについて解説します。
日頃の点検で安心をキープ
まずは日常的なメンテナンスを心がけましょう。
特に重要なのが、以下の3点です。
- エンジンオイルの交換
- バッテリーの点検
- タイヤの空気圧チェック
エンジンオイルは走行距離に応じて適切なタイミングで交換しましょう。
そのままにしておくとエンジンの負担が増加し、性能低下につながります。
バッテリーの劣化は突然のトラブルにつながりかねない要素です。
最低でも、年に1回は点検しましょう。
タイヤの空気圧は、走行中はもちろん、車庫などで管理している間にも発生します。
運転前に異常がないか確認したうえで走行しましょう。
また、タイヤの性能は空気圧だけでなく溝の深さも関係します。
スリップサインやゴム部分の劣化などが起きている場合は、すぐに交換してください。
これらは走行性能や安全性に深く関わります。
普段から異常がないか確認し、定期的に点検・交換修理しましょう。
走行距離に応じたメンテナンスのポイント
車は走行距離に応じて必要なメンテナンスが異なります。
例えば、1万kmを超えた場合、エンジンオイルとオイルフィルターの交換が必要です。
オイルフィルターの汚れはオイルの循環を悪くし、エンジン内部の汚れの蓄積につながります。
3万kmを超えたらブレーキパッドの摩耗具合を確認しましょう。
購入当初に比べてブレーキの利きが悪くなったと思ったら、早めの点検・交換を検討してください。
5万kmを超えたら、バッテリーやタイミングベルトに異常が出る恐れがあります。
これらも走行中に起こるトラブルを招きかねない要素なので、交換時期を見逃さないようにしましょう。
点検はディーラーでお願いしよう
車のメンテナンスはさまざまな所で行われています。
その中でもおすすめなのが、車を購入したディーラーでの点検です。
ディーラーではメーカー基準に沿った整備が受けられるだけでなく、交換や修理の際は純正部品にて行われます。
修理を受けたら純正品以外の部品が使われたために、保証対象外となってしまった、という事態を防げます。
あわせて整備履歴がきちんと管理されるため、保証を利用する際の手続きも簡単です。
自分の車をより大切に、快適に乗りたいなら、保証期間中はディーラーで点検を受けましょう。
まとめ
今回は車の保証期間とメンテナンスについて解説しました。
メーカー保証を受ける際は、その違いと保証条件をよく理解したうえで利用しましょう。
また、保証条件を満たすためにも、定期点検はもちろん、普段から異常がないか確認する習慣を身につけてください。
車検の流れ
①受付【お客様の普段の使い方や気になるところ、ご希望のメンテナンスなどお伺い致します】
②工場にて立ち合い説明【分解、点検し実際のお車を見ながらサービススタッフによるお車の説明をさせて頂きます。実際の部品を見ながらの説明となりますので、お車の状態などを確認して頂くことができます】
③お見積りの提示【お客様と決めた内容を書面にてご提示させて頂きます。ご了承頂いてから実際の作業となります】
④作業・完成検査【お見積り内容の作業を実施し、作業完了後、完成検査の実施となります。ご希望がございましたら見学も可能です】
⑤お会計
⑥お車のお引渡し
上記の内容を車検の速太郎では約1時間で実施致します。車検では不透明な部分も多いと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、車検の速太郎ではできる限りお客様にご納得いただけるように透明性の高い車検を実現しております。ご予算やご相談ももちろんお受けいたしますのでぜひ、お声掛け下さい。
車検の速太郎 高岡店
〒933-0816
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営業時間:9時~19時
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