こんにちは。今回は整備士5年目のわたくしがブログの担当をさせていただきます
前回はエアコンについての話でした。今回はエンジンの中の冷却水のお話をしていきたいと思います。
冷却水はクーラント液といいエンジンを冷却するための液体です。エンジン内部から熱を奪ったクーラント液は車の前部に設置されたラジエター(ラジエーター)で冷やされ、再びエンジンに戻ってエンジンを冷却します。
クーラント液に求められるのは、冬場でも凍結せず、長期間使用してもエンジン内部に錆や腐食を発生させないことです。そのため、水ではなく凍りづらい特性があるグリコール系溶媒に防錆剤などの添加剤を加えた液体がエンジンの冷却水として用いられます。
クーラント液は「不凍液」などとも呼ばれおり、その技術は進化を続けています。
国産車で純正採用されているクーラント液は、赤・緑・青・ピンクの4色で区別されています。そのうち赤と緑のクーラント液はエチレングリコールを主成分としており、耐用年数はおよそ2〜3年です。これまでのクーラント液よりも長寿命を誇るため、「LLC(ロング・ライフ・クーラント)」と呼ばれます。
さらに近年の新型車に充填されている青とピンクのクーラント液は「スーパーLLC」と呼ばれ、プロピレングリコールを主成分とすることで耐用年数7〜10年を実現した新型LLCです。
以上4色のクーラント液以外にも、ディーゼル用LLCや輸入車用LLC、競技用LLCも存在します。これらは色や成分内容が異なる場合があるため、必要な車にだけ使用するようにしましょう。
せっかく使うのであればより性能のよいスーパーLLCを使いたくなるところですが、それぞれの車で純正採用されている色と種類のクーラント液、もしくは現在入っているものと同じクーラント液を使うことをおすすめします。
LLCが純正採用されている車にスーパーLLCを入れると、高い洗浄能力によって落ちた汚れがラジエター配管に詰まり、故障を引き起こす可能性があります。反対に、スーパーLLCを純正採用している車に旧来のLLCを入れてしまうと、高い洗浄能力が発揮できず汚れなどが残ってしまう可能性が高くなります。
また、異なる色のLLCを混合すると濁った色に変色するため、クーラント液の劣化や漏れを見落としてしまう可能性が高まります。
ですのでご自身でLLCを交換すると車検などのメンテナンス時に汚れがわからずエンジンの故障などにつながる可能性がありなすので不安だと感じた方はぜひ当社へご連絡ください!!


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